プロ昇格者・ジョナタンバイエス

米軍基地の海兵隊勤務を終え、２年半ほど前に家が近所ということでTheパラエストラ沖縄に入会したジョナタン。

弟がアメリカコロラド州でＭＭAファイターだから自分もやってみようと思って、という感じで総合格闘技を始めました。

言葉の壁はありましたが、元々見るのが好きだったせいかあれよあれよと技を覚えていき、試合に出てみてもいいんじゃない？と誘い、練習を始めて２ヶ月で出場した試合は敗北。

まだ出場させるのはさすがに早かったかな、、と思いきやその後どんどん成長をしていき、柔術トーナメントは自分の階級からオープンクラスから必ず優勝するくらいの腕っぷし。

青帯をあげざるを得ないほどの状況になり１年ちょいで青帯獲得、寝技だけでなくアマチュアキックボクシングでもＫO勝ちし、沖縄ＭＭA、ＧＦＣも一本勝ち、

初戦の柔術こそ負けてしまったものの、そのあとは一切負けることなく強くなっていたジョナタンは、いつしか試合出場が決まれば、ジョナタンならどうせ勝つだろうなー、とジムの皆が普通に思うほどになり、パラエストラ沖縄の秘密兵器、バトルサイボーグジョナタン、なんて呼ばれだすようになりました。

今年５月には出身地であるアメリカコロラド州に帰省がてら、弟の繋がりがあった地元のローカルＭＭA大会に出場する事になりました。

対戦相手の映像をチェックすると流石にヤバいかなーと思いましたが、余計なお世話だったか、必殺の左ミドルを効かせてそのあとパウンドによるKO勝ち！

改めて沖縄以外でも通用する実力を見せてくれました。

アマチュア修斗は１勝のみですがMMA戦績は４勝、負けなし。

抜群の勝負強さを身に着けて全日本アマチュア修斗にエントリーしました。

全日本１回戦はドイツから招聘された、まさかのジョナサン選手。

全日本大会でアメリカＶＳドイツのジョナタン対決が組まれました。

テイクダウンに来た相手を膝十字で下し、

２回戦もヒールホールドで相手の脚を破壊し、

極めの強さを見せつけて勝ち上がり、続く準決勝では柔術黒帯の噂の人物、出花選手との対戦に。

流石に開始早々テイクダウンを奪われ十字固めで敗れてしまい、格闘技人生２度目の敗北を喫し全日本選手権は３位で終わりました。

出花選手にこそ敗れてしまいましたが、やはり全日本ほどの舞台でもジョナタンは勝てるんだな、と実感したトーナメントでした。

アマチュア修斗戦績こそわずかなものの、極めの強さと実力を評価されプロ昇格が認められました。

ジョナタンは人間として強い男だと思います。

言葉の壁も多少あり、まだまだ伝えきれてない技もあるし伸びしろはまだまだあります。いつか出花さんみたいな本物の選手にリベンジして欲しいですね。

プロ昇格が認められ早速ベースチームであるパシフィックグラップラーのスポンサーがついてくれることになったジョナタン、周りの期待が伺えます。

強い男ジョナタンバイエス、プロの世界で活躍していく日もそう遠くはないでしょう。

皆様今後とも応援よろしくお願いします、そしてジョナタンの活躍ご期待ください！